2014-01-01から1年間の記事一覧
「指輪」コメントの第2回です。 http://www31.atwiki.jp/oper/pages/2411.html 「ヴァルキューレ」は、来年4月の東京春祭でも演奏会形式で上演されますので、対訳ともども予習などにご活用いただければと思います。(なお、恒例のNHK・FMバイロイト録…
オペラ対訳プロジェクト「ニーベルングの指輪」訳了を機に、訳者コメント代わりに、タイトルのページをアップしたので、ぜひご覧ください。 http://www31.atwiki.jp/oper/pages/2809.html 動画対訳(デッカ版のショルティ=ウィーンフィル)で、該当箇所に直…
すでにご覧いただいていると思うのですが、いよいよ明日が締切ということなので、念のため、ご案内です。 http://www31.atwiki.jp/oper/pages/2708.html オペ対の管理人さんによると、昨日時点で、174人とのことです。けっこうな数の方が申し込んでいただ…
本日、オペラ対訳プロジェクト上に、「ジークフリート」第2幕第3場の対訳をアップし、長い間取り組んできた『ニーベルングの指輪』の対訳をようやく完了しました。 http://www31.atwiki.jp/oper/pages/1843.html 「ジークフリート」の第2幕は、アルベリヒ…
ついに2回目の上演の第3幕。 これだけ散々聴いてきて、この幕で終わりかと思うと、一人ため息が出てしまう、世の人々には理解しようもないワーグナーマニアの心理の切なさです。 さて、第3幕でも前奏曲が始まると同時に幕が上がり、第2幕冒頭でクリング…
第2幕では、性的なイメージが喚起されます。前回初めて見た時には、よく分からない部分もあったのですが、改めて見ると、セリフに応じてきちんとした意図が込められていることに好感が持てました。 舞台後方の救いの道の方向に向かって、クリングゾルが槍を…
ハリー・クプファー氏の演出は、基本的に分かりやすい演出だと思うのですが、2回目を見て、さらによく意図が分かってきました。 (まだ14日にもう一日公演があるので、これ以降はネタバレ注意です。) 冒頭、前奏曲のゆったりとしたテンポとともに幕が上…
10月11日に、新国立劇場の『パルジファル』に行ってきました。5日に引き続き2回目です。 全体として、5日を上回って、さらに良くなっていました。2回目を見て良かったです。前回もオケの音色や歌手の点で素晴らしかったのですが、第2幕の後半がうまく…
とうとう新国立劇場「パルジファル」本番です。5日(土)の公演を聴いてきました。夜も遅いので、まずはざっと感想を。 思った通り、というか思った以上に良かった!の一言に尽きます。 歌手が皆さん、素晴らしかったです。これだけの歌手に恵まれるという…
いよいよ明日は初日ということで、今日は前夜祭という感じですかね。(私は明日は行けませんが) 第1幕の「舞台転換の音楽」は、ワーグナーの作品の中でも一二を争う壮大な音楽だと思います。 その解説動画というものを、DTMで作ってみました。 https://…
オペラ対訳プロジェクトで、第2幕でクンドリーが歌う「幼な子のあなたが母の胸に」の動画対訳が公開されています。 http://oper.at.webry.info/201409/article_8.html ソプラノは、レジーヌ・クレスパン。演奏は、ジョルジュ・プレートル指揮のフランス国立…
パルジファルの最後のセリフ「救済者への救済」Erlösung dem Erlöserは、非常に謎めいた言葉です。 これは私が初めて「パルジファル」をCDで聴いて、CDについていた渡辺護氏の訳を読んだときからの疑問でしたが、実はこれは翻訳の問題ではないかと考え、…
本日、新国立劇場パルジファルのオペラトークを、u-streamで視聴することができました。 舩木篤也氏の解説は、「愛の二面性」という言葉で、この作品の「怖さ」を分かりやすく解説していたと思います。 何と言っても、指揮の飯守泰次郎氏のインタビューが楽…
新国立劇場のホームページに、演出家のハリー・クプファー氏のインタビューが掲載されていたので、さっそく読みました。 http://www.nntt.jac.go.jp/opera/parsifal/interview/index.html 作品についての考え方は、私の考え方とほぼ一致しています。 前回も…
いよいよ、新国立劇場の『パルジファル』公演が近づいてきました。かなりワクワクしています。 今回、オペラ対訳プロジェクトの「訳者より」に加筆し、「訳者より」の後篇としました。http://www31.atwiki.jp/oper/pages/456.html#id_5cdcaa9d(パルジファル…
「オペラ対訳プロジェクト」に、「ジークフリート」第1幕の対訳をアップしました。 第1場 http://www31.atwiki.jp/oper/pages/189.html 第2場 http://www31.atwiki.jp/oper/pages/190.html 第3場 http://www31.atwiki.jp/oper/pages/191.htmlこの幕、長…
新国立劇場のR・シュトラウス『アラベラ』に今日行ってきたので、その感想です。 ひときわ良かったのは、第3幕の大団円でアラベラがズデンカに語りかける所、ここがオケ・歌手とも、とてもバランスが取れた良い響きで堪能しました。いい演奏をライブで聴く…
今週から新国立劇場でR・シュトラウス『アラベラ』の再演が始まります。「オペラ対訳プロジェクト」の動画対訳の字幕は、3年半前にアップした拙訳です。 http://www31.atwiki.jp/oper/pages/2180.html これに合わせて、あらためて『アラベラ』を字幕込みで…
今日は伊藤恵さんのピアノで、紀尾井ホールにベートーヴェンとシューベルトを聴きに行ってきました。 ベートーヴェンは、「悲愴」と作品31-3の変ホ長調のソナタ。その中間に、武満徹の「フォー・アウェイ」の演奏でした。 演奏後に、伊藤さんのご挨拶があっ…
今日はサントリーホールに、タイトルのコンサートに行きましたが、とても良かったです。 もちろん曲自体が、20世紀最高と言ってもいい超名曲なわけですが、ノット氏の指揮は、私好みなのかも知れませんが、予想以上に良かったです。(ノット氏の指揮は、フ…
アンナ)今日、東京文化会館で東京春祭「ラインの黄金」を聴いてきました。いかがでしたでしょうか。 トマス)久しぶりにワーグナーを聴いたので、基本的にはそれだけで満足ですね。直感的に一番良かったのは、アルベリヒ(トマス・コニエチュニー氏)ですね…
トマス)前々回のラインの黄金の記事で、フィナーレ近くの「剣の動機」の話をしたのですが、音源がないと分かりにくいので作ってみました。何かの参考になるかと。 https://www.youtube.com/watch?v=HT5nYi-glyo&list=UUo8ouMI284uxN0n_49A7SOQ ヨハン)これ…
ヨハン)久しぶりですね。今日は、来週の東京春祭「ラインの黄金」の予習ということで。 アンナ)今回あらためて「ライン」を聴いてみましたが、これって音楽だけ聴いていると、あんまり見せ場がないような気がしますね。 トマス)確かにそうですね。ワーグ…
「ラインの黄金」訳了です。 第3場http://www31.atwiki.jp/oper/pages/178.html 第4場http://www31.atwiki.jp/oper/pages/179.html ずいぶん長いことかかりましたが、振り返ってみると、第1場がとにかく進まなくてサジを投げていたのですが、第2場のロー…
恒例の東京春祭ワーグナーシリーズは、いよいよ「指輪」となり、今年は「ラインの黄金」です。 長らくお休みでしたが、これを機に対訳を仕上げることとしました。 まずは、前半の第1場・第2場を「オペラ対訳プロジェクト」にアップしました。 第1場 http://w…