イェヌーファ ゲネプロの動画とDVDでの予習

Youtubeで、イェヌーファのゲネプロの抜粋がアップされているとのことで、見てみました。
https://www.youtube.com/watch?v=I_DKdGR1cNE
なるほど、舞台は結構シンプルですね。ハンナ・シュヴァルツさんは、全然「おばあさん」という感じじゃないので、初めはいったい誰の役かと思いました(笑)
シュテヴァは、どこかさえない感じなのですが、ミヒャエラ・カウネさんは、まんざらでもなさそうなのでウームという感じ。ただし、ラツァは「ランニング姿(?)」なので、なおダサい。これじゃ確かにモテないだろう。
おばあさんだけじゃなくて、コステルニチカも若づくりなのが面白いところ。イェヌーファと並ぶと、親子じゃなくて姉妹みたいな印象。ミヒャエラ・カウネさんなので、アラベラとズデンカみたいに見えます(笑) ただし、コステルニチカの歌はしっかりしているので、音楽を聴くと納得。
最初の画面で右端に出てくるのも、この若作りのコステルニチカだったのかと気づきました。どんな解釈でこうなっているのか、なかなか興味深い所ではあります。
合唱もソロもそうですが、東京交響楽団は、さすがヤナーチェクの演奏実績が随一なだけあって、しっかりとヤナーチェクの音色が出ていると思いました。たいへん期待が高まってきました。
さて、今週はDVDも見て、予習しておきました。

Jenufa [DVD] [Import]

Jenufa [DVD] [Import]

これが私の持っている唯一のこの作品のDVDなのですが、バルセロナ・リセウ劇場の2005年の公演ということで、指揮はペーター・シュナイダー、イェヌーファはニーナ・シュテンメ、コステルニチカはエヴァマートンと、なかなか重量級のヒロイン2名です。演出は随所に工夫があるのですが、比較的オーソドックスですし、演奏も良いと思うので、最初に見るにはオススメかと思います。(すでにカウネさん主演のDVDもあるようですが、これは実演に接するまでは見ないでおこうかと思います)
圧巻は、やはり第2幕のヒロインそれぞれのアリア。このような演奏で聴くと、このアリアに限らず、第2幕はよくこんな風に作曲できたなと感心する最高の出来栄えだと思います。劇と音楽が完全に融合していて、ヤナーチェクはここで完全に突き抜けて、地方の音楽家から大作曲家へと脱皮したような印象を受けます。