2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧
このシリーズはご無沙汰なのですが、たまに楽しんでいただいているとのメールをいただきます。一人でも楽しんでいただけるのは嬉しいので、少しずつ続けたいと思います。(この作業は、編曲するのはそんなに大変じゃない・・・というかむしろ楽しいんですが…
今日は「リュッケルトの詩による5つの歌曲」です。これはマーラーの作品の中でも最も素直な幸福感にあふれていると思います。ちょうどアルマと婚約・結婚した頃なので、全てにその幸福感が現れているように思います。 Fünf Lieder nach Rückert - 1 Ich at…
今夜は都響の定期を聴いてみました。ブラームスのピアノコンツェルト2番とシベリウスの7番という曲目に魅かれたもので。指揮はジョセフ・ウォルフ氏。 しかし前半のブラームスは「う〜む・・・」でした。何が良くないかというと指揮者に尽きます。ピアノ(若…
最近マーラー漬けだったので、この初期の作品もオペラ対訳プロジェクトにアップしてみました。 http://www31.atwiki.jp/oper/pages/1559.html ちょっと怖い話ですね。特に最後の死んだ弟のセリフがこわいです・・・。あまり存在感のない「お姫様」も不気味な…
最近、なんとなく、この曲を聴いていました。いかにもロシア民謡っぽいメロディーをプロコフィエフらしいアレンジにしています。 http://www.youtube.com/watch?v=cYoYRBRQ4ro&feature=related 演奏は上記のほうが私はいいと思うのですが、下記は画像がいい…
今夜は、マーラーチェンバーオーケストラのマーラープログラムを聴いてきました。 (オーチャードホール。ダニエル・ハーディング指揮。ソプラノ:モイツァ・エルトマン) 最初は『花の章』ですが、やはり実演で聴くと違いますね。「劇付随音楽」だったこと…
今回ライプツィヒのイベントの視聴を通してマーラーについて改めて考えてみたのですが、この人の最もすごい所は「(今で言えば)ウィーン国立歌劇場の総監督」をやりながら、後世に残る交響曲を多数作ったことだと思います。 通常、創作者というのはアウトサ…
今回、自分の勉強としてマーラーをずっと訳してきたので、最後にこれをと思ったのですが、いやはや超難物です。ここまで高度に詩的言語だと、適切に訳せているかはまったく自信がありません。ただ、自分なりにきちんと読みこむと、意味はそれなりにわかって…