2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ニールセン往年の国内ヒット曲

ワールドカップ、日本も負けてしまいました・・・。せっかく、デンマークにあんな良い試合をしたのですから、せめて、もう一勝してもらいたかったものです。 というわけで、今日は、そのデンマークネタということで・・・(笑) カール・ニールセンの「道路…

詩と音楽、アルトソロ

訳しておいて何ですが、「大地の歌」は、詩はどうというほどのものではなく、いいのは、何と言ってもマーラーの音楽です。言葉以上に、音楽の語りかける力が意味を持っているように思えます。 詩はあくまで「触媒」ということで、ムードを味わえばいいのかな…

「大地の歌」を訳してみました

来週の金曜日に、読売日響の「大地の歌」を聴きに行く予定なので、予習していたら、思わず訳してしまい、管理人さんにテンプレートを作っていただき、アップさせてもらいました。 http://www31.atwiki.jp/oper/pages/719.html 「大地の歌」って、テノールと…

プロローグのノルンシーン〜世代間不公平?

「黄昏」の一番最初の情景である「3人のノルン」のシーンを訳しました。 http://www31.atwiki.jp/oper/pages/197.html これ、ト書きには明瞭に、第1が「年長」で、第2は「少し若く」、第3は「最年少」と書いてありますが、ほとんどの演出は、みんな同じ…

「愛の死」ヒストリカル

今日は、よほど「愛の死」が好きでなければ、楽しめない企画かも?この前の記事に書いた1907年「愛の死」はじめヒストリカル特集です・ ところで、この前、ネットを見ていたら、日本はボーカロイドがチャートを争う国なのだから、この際、政治も「ポリテ…

「愛の死」・・・テクノクラシカ?

今日は「父の日」だということを「ちびまる子ちゃん」を見ていて初めて気が付いた私ですが、「父ヒロシ」というのは、果たして何をしている人なのでしょうか?きっと、ごく普通の会社員なんでしょうが、「マスオさん」とは違い、スーツを着て出社するシーン…

改めてテオリン・スミスの「トリスタン」

コヴェントガーデンのCDを聴きながら、バイロイト2009のDVDが気になってしまい、改めて聴いてみると、これ、やっぱり歌手がすごくいいと思います。テオリンさんの「愛の死」は独特すぎるのですが、何度も聴いているとだんだん洗脳されて来ます(笑…

第1幕第1場を訳しました

神々の黄昏第1幕第1場をアップしました。こちらです。 http://www31.atwiki.jp/oper/pages/198.html この場面のドイツ語って、回りくどい表現と言うか、けっこう訳しにくいので苦心しました。その回りくどさをうまく出せればいいのですが、なかなか至難な業…

ドミンゴとシュテンメのトリイゾCDを聴く(第2幕まで)

この前、お店に行ったら輸入盤をお安く売っていたので、思わず購入し、何度か聴いてみています。☆アントニオ・パッパーノ指揮イギリス王立歌劇場「トリスタンとイゾルデ」 トリスタン:プラシド・ドミンゴ、イゾルデ:ニーナ・シュテンメ、ブランゲーネ:藤…

モーツァルトのオペラ論を読んでみた

岡田暁生さんの「恋愛哲学者モーツァルト」(新潮選書)という本を読んでみました。 「魔笛」をせっせと翻訳していた時から、この本がずっと気になっていたのですが、変に先回りして読んでしまうと、もろに影響を受けてしまいそうな気がしたので、後回しにし…

好きな作曲家

この前、年表で並べてみて気がついたのですが、私は、ドイツ前期ロマン派(あまりそういう言い方しないですね)には、あまり興味が無くて、好きなのは、ワーグナー、ブルックナー、マーラーです。いわゆる後期ロマン派というやつですね。R・シュトラウスは…

シューマン200年とドイツロマン派年表

ネトラジのあちこちで「シューマン」が多いのかと思っていたら、6月8日がバースデーなんですね。合点が行きました。日本では、ショパン200年は、やたらとあちこちで宣伝されているのに、影のうすいシューマンくんです。ヨーロッパではどうなんでしょうね?少…

第3幕もつながりました

第3幕の第3場も訳したので、つながりました。(なお、これまで、こちらから入ると、なぜか対訳がズレて表示される場合があったようなのですが、管理人さんのほうで改善していただきました。) http://www31.atwiki.jp/oper/pages/203.html なんか、前日か…

なんかピンと来ないジークフリートの会話(第2幕第2場)

第2幕のちょっとだけ残していた「第2場」を訳したので、これで第2幕訳了です。 http://www31.atwiki.jp/oper/pages/200.html このシーンは、ジークフリートとグートルーネの会話なのですが、セリフがフニャッとしている感じで、あまりピンとこない部分で…

昨日は「3番」、今日は??

昨日のニールセン・フェスティバル「3番」の演奏は、思った以上に楽しめました。オーデンセはニールセンの地元(童話作家のアンデルセンも地元)ですが、そんなに大きな町ではないようです。そこのオケなのですが、やはりデンマークって、木管楽器の人たち…

ワーグナーにおける「もっとかわいくていいキャラ」とは?

最近、コペンハーゲン・リング以来、指揮者シェーンヴァント氏⇒ニールセン⇒デンマークのニールセンフェスティバルとつながり、本業をおろそかにしている(←仕事じゃないって・・・)気がするので、ちょっと考えてみました。 前から少し思っていて、最近さら…

耳ざわりのいいニールセン

ニールセンは、1865年の6月9日生まれなので「生誕135年」ですね。シベリウスは同い年で、リヒャルト・シュトラウスは1歳年上です。若いころには、「それほどヘンじゃない曲」も作っています。今ひとつ「日本人受け」する曲がないので、絶対ポピュ…

ニールセンのピアノ曲

デンマークでは、ニールセンフェスティバルの期間中なので、この際、ニールセンについて集中的に書いてみることとします。 昨夜は、彼のピアノ曲のコンサートをしていたのですが、これは昨年のチボリ公演での録音です。(ちなみに、私がコペンハーゲンに行っ…

ラインの乙女のアンサンブル

久しぶりに「黄昏」に戻って、第3幕の「アンサンブル」を訳しました。 http://www31.atwiki.jp/oper/pages/202.html それにしても、ここは、コペンハーゲン・リングが出色です。演出もいいのですが、音だけで聴いても、すごくいいです。歌手がすごくいいの…