好きな作曲家

この前、年表で並べてみて気がついたのですが、私は、ドイツ前期ロマン派(あまりそういう言い方しないですね)には、あまり興味が無くて、好きなのは、ワーグナーブルックナーマーラーです。いわゆる後期ロマン派というやつですね。R・シュトラウスは、なぜかこれまで今ひとつピンと来なかったのですが、それはきっとオペラをきちんと聴いてなかったからでしょう。最近少しずつ分かってきたので、開拓してみようと思います。
あと、ワーグナー以後は、北欧と東欧の作曲家が、とても好きですね。
ヤナーチェク   1854−1928
・ニールセン    1865−1931
シベリウス    1865−1957
バルトークシマノフスキポーランド)も好きなのですが、これは上記3人ほどではありませんね。音楽の良し悪しじゃなくて、単なる趣味の問題です。
ところで、私は、フランスとイタリアの作曲家が、さっぱりです。別に嫌いなわけではなくて、時間を割いてないだけというのもあります。実は聴けば分かるのかも知れません。
ただ、最近、モーツァルトがすごく好きになってきたので、こちらのほうに魅かれますね。バッハも、もともと好きなので、やはりドイツ系が好きなのでしょう。音楽と言うのは、結局「言葉」かも知れません。異なる言語なので、違う音楽になるのは当然かも知れません。
モーツァルトって、困るのは(?)、ドイツ語オペラがあまり無いことですね・・・。でも、イタリア語って流麗なので、これは作曲しやすいような気がします。脚韻で、「フィッチー、ティッチー」(?)とか言っていると、とてもきれいなので「イタリア語っていいよなあ」と思ってしまいます。ドイツ語って、脚韻を踏んでも、今ひとつ綺麗な感じがしません。そのへんが、ワーグナーが「脚韻じゃダメだ」と感じた本当の理由かも知れないという気がしてきました。
今、ウィーン・フィルについて書いている本を読んでいたのですが、ニューイヤーコンサートの話になると、途端によくわかりませんね。ヨハン・シュトラウスとか、ウインナ・ワルツって、何が面白いんだろう?若いころ、たぶん、面白いんだろうと思って聴いてみたのですが、いまだに、さっぱりわかりません・・・。好きな人がいるので、いいはずなんですけど、これも趣味の問題でしょう。きっと土着性が強すぎるものなんじゃないかと思います。