シューマン200年とドイツロマン派年表
ネトラジのあちこちで「シューマン」が多いのかと思っていたら、6月8日がバースデーなんですね。合点が行きました。日本では、ショパン200年は、やたらとあちこちで宣伝されているのに、影のうすいシューマンくんです。ヨーロッパではどうなんでしょうね?少なくともドイツでは、シューマンのほうが盛り上がるような気がしますが。
とはいえ、私、どちらも余り聴いていないので、何やかや言うことないのですが・・・。
考えてみると、ワーグナーは3歳年下ですから、3年後に生誕200年なんですね。日本で、そんなに盛り上がるとも思えませんが。
なんか、ワーグナーのほうが、ずいぶん最近の人のように思えてなりませんが・・・。そこで気になったので、自分用にドイツ・ロマン派年表を並べてみました。
・ベートーヴェン 1770−1827
・シューベルト 1797−1828
・ウェーバー 1786−1826
・メンデルスゾーン 1809−1847
・シューマン 1810−1856
・リスト 1811−1886
・ワーグナー 1813−1883
・ブルックナー 1824−1896
・ブラームス 1833−1897
・マーラー 1860−1911
・R・シュトラウス 1864−1949
もしかして、だれか重要な人を抜かしているかも知れませんが・・・。年上の順に並べようと思って、ほぼ正しかったのですが、一つだけ間違えたのがシューベルトとウェーバーの順番です。でも没年がほとんど同じです。ベートーヴェンも含めると、この3人って、立て続けに亡くなっていますね。何なんでしょう?
あと、こうして並べてみて初めて気付いたのですが、メンデルスゾーン、シューマン、リスト、ワーグナーって、こちらは生年が立て続けですね。ちょうどナポレオン戦争の末期で、9年と13年にはドイツが戦場になっています。
その後、なぜかパタッといなくなり、ブルックナーはワーグナーの約10歳年下、ブラームスは何と20歳も年下ですね。親子でもおかしくない年齢ですが、なぜか余り意識しないですね。
フランツ・リストを境に、なぜかみんな寿命が延びるのですが、マーラーの短命が際立ちます。