マーラー
今日は「リュッケルトの詩による5つの歌曲」です。これはマーラーの作品の中でも最も素直な幸福感にあふれていると思います。ちょうどアルマと婚約・結婚した頃なので、全てにその幸福感が現れているように思います。 Fünf Lieder nach Rückert - 1 Ich at…
最近マーラー漬けだったので、この初期の作品もオペラ対訳プロジェクトにアップしてみました。 http://www31.atwiki.jp/oper/pages/1559.html ちょっと怖い話ですね。特に最後の死んだ弟のセリフがこわいです・・・。あまり存在感のない「お姫様」も不気味な…
今夜は、マーラーチェンバーオーケストラのマーラープログラムを聴いてきました。 (オーチャードホール。ダニエル・ハーディング指揮。ソプラノ:モイツァ・エルトマン) 最初は『花の章』ですが、やはり実演で聴くと違いますね。「劇付随音楽」だったこと…
今回ライプツィヒのイベントの視聴を通してマーラーについて改めて考えてみたのですが、この人の最もすごい所は「(今で言えば)ウィーン国立歌劇場の総監督」をやりながら、後世に残る交響曲を多数作ったことだと思います。 通常、創作者というのはアウトサ…
今回、自分の勉強としてマーラーをずっと訳してきたので、最後にこれをと思ったのですが、いやはや超難物です。ここまで高度に詩的言語だと、適切に訳せているかはまったく自信がありません。ただ、自分なりにきちんと読みこむと、意味はそれなりにわかって…
この季節は雨がイヤですね。それなのに土日に仕事関係で外出したり、入院した親戚のお見舞いに行ったり、大忙しです。そんな中、今日は『コジ』を見てきました。演出はけっこう面白かったですが、個人的にはオケが何となく乗らなかったです。モーツァルトっ…
私は素人なので、あまりに自分の趣味と合わないもの以外は面白いと感じる傾向があるのですが、この「4番」も面白かったです。もともと、6月7日にオーチャードホールで同一曲目を演奏してくれることになっていたので行く予定にしていたのですが、ますます…
マーラーフェスティバルも終盤になってきました。 『4番』はハーディング=マーラーチェンバーオケです。これも聞き逃せませんね。 第4楽章の翻訳をしてみましたが、これは不思議な歌詞ですね。高校生のとき初めてこの対訳を見て、なんか意味不明だったの…
アラン・ギルバートとNYフィルの演奏ですが、トーマス・ハンプソン氏を独唱に迎えた「亡き子をしのぶ歌」は、う〜ん、私的にはイマイチでした。この曲はけっこう難しい面があるのか、演奏機会が多い割に、なかなかピタッとくる演奏に出会えません。もっと…
「ライプツィヒ国際マーラーフェスティバル」をこんなに熱心に追っているのは私だけでしょうか?マーラーファンは多いので、けっこう聴いている人が多いような気がしますが・・・。それにしても今回素晴らしいのは、全部録画して公開してくれていることです…
ファビオ・ルイージとコンセルトヘボウの演奏は、私にとってはちょっと微妙でした。どこが悪いというわけではないのですが、いまひとつ乗らない感じ。ただディーン・スミス氏はこの曲十八番なので、いつもどおり良かったですね。アンナ・ラーションさんも、…
以前紹介したこちらのページで、これまでのがほとんど聞けますね。 http://liveweb.arte.tv/de/video/Mahler-Festival__Totenfeier___das_Lied_von_der_Erde_unter_der_Leitung_von_Fabio_Luisi/ これからライブでも聞けるのかな? あッ、聞けそうです。やっ…
これはいいですよ!絶対聴いてください。今日はいい音楽三昧でルンルンです♪明日はなぜか仕事ですが。。。 http://www.mdr.de/mahler/ 準メルクル氏は、かっこいいですね。彼の指揮ぶりはなかなか個性的で絵になります。指揮する姿を見ているだけで楽しめま…
昨夜のサロネン指揮マーラー3番を聴きました。 http://www.mdr.de/mahler/ (追記:5月23日時点のリンク先はこちら。http://liveweb.arte.tv/de/video/3__Sinfonie_d-Moll_von_Gustav_Mahler/) これは、第3楽章までは、「う〜ん、そんなでもないな。と…
2日目の演奏も録画で聴いてしまいました。我ながら熱心だなあと思います。 http://www.mdr.de/mahler/ 演奏そのものは1日目のほうがピーンと張りつめるような緊張感がありましたね。あの演奏はすごかったと思います。 もちろん2日目も悪くはなかったです…
ライプツィヒマーラー・フェスティヴァルは、このページで録画を見ることができました。 http://www.mdr.de/mahler/(追記:5月23日現在、このページの下に動画のリストがあって、そこに17日・18日両方の「復活」があります。私的には、17日の演奏…
「ライプツィヒに行きたしと思えどもライプツィヒはあまりに遠し。せめては新しきサイト見て気ままなる旅に出でてみん・・・」 マーラーの命日は1911年の5月18日ですから、今週の水曜日は死後ちょうど100年の命日ということになります。これを記念…
なんか時事ネタで日曜日が終わってしまうのは悲しいので、CDの紹介を。(例によってAmazonにはないのでタワーレコードにリンク) http://tower.jp/item/48800/Mahler:-Lieder---Fassbaender,-Chailly 1枚に「リュッケルト歌曲集」「さすらう若人の歌」「…
『ローエングリン』のキャンセルのお金で買いました。私はこの人の大ファンだから彼のブルックナーのCDをいっぱい持っています。このマーラーの演奏もラジオ等で聴いたことがあるかも知れませんが、CDを持っていなかったので買いました。マーラー:交響曲…
昨夜は、サロネン=スウェーデン放送響の演奏する「マーラー3番」のライブを録音してみました。(「バルト海音楽祭」というのをストックホルムでやっているようです。)最近マーラーづいていますね。 さて、聴いてみたのですが、今一つ何を意図しているのか…
11月にインゴ・メッツマッハーが新日フィルでマーラー6番を振るので聴きに行こうと思っているのですが、ちょうどネトラジで7番をやっていたので聴いてみました。 オケはベルリン放送響です。なかなか良かったです。どうも、この曲は、マーラーが最も最先…
先週、「大地の歌」を聴きに行ったのですが、どうも私には今ひとつピンと来ませんでした。マーラーは、この落差がはなはだしくて、しかもそれは、たいがい最初にわかってしまいます。残念ですが、こういうこともあります。 なぜ、のらないのか?というと、何…
訳しておいて何ですが、「大地の歌」は、詩はどうというほどのものではなく、いいのは、何と言ってもマーラーの音楽です。言葉以上に、音楽の語りかける力が意味を持っているように思えます。 詩はあくまで「触媒」ということで、ムードを味わえばいいのかな…
来週の金曜日に、読売日響の「大地の歌」を聴きに行く予定なので、予習していたら、思わず訳してしまい、管理人さんにテンプレートを作っていただき、アップさせてもらいました。 http://www31.atwiki.jp/oper/pages/719.html 「大地の歌」って、テノールと…