第3幕もつながりました

第3幕の第3場も訳したので、つながりました。(なお、これまで、こちらから入ると、なぜか対訳がズレて表示される場合があったようなのですが、管理人さんのほうで改善していただきました。)
http://www31.atwiki.jp/oper/pages/203.html
なんか、前日から引き続き「グートルーネ特集」みたいですが。こんなにフットライトを浴びたことは、かつてないかも(笑)?ところで、この前の新国の横山恵子さんの歌はとても良かったと思いますが、役柄がグートルーネで、しかもあの格好では・・・。次回は、もっとまっとうな役柄で聴いてみたいところです。
例によって、グンターのセリフは情けないですね・・・。ハーゲンが突然本性をむき出しにする所とかは、クナ58年のヨーゼフ・グラインドルだと怖いんですよねえ・・・。歌だけで鬼気迫る感じですが、舞台でもさぞかし怖かったでしょうねえ。

ところで、昨夜のアテラス・フェスティバルですが、実は、この企画にしては真っ当でしたね。もっとヘンなことをやってくれるかと思いましたが(←それがヘンな期待です)
シンフォニエッタというだけあって、金管楽器がいないんですね。リゲティは、前日「小協奏曲」と書いてしまいましたが「室内協奏曲」ですかね。けっこう「こわい」現代音楽でした。マーラーも、やっぱり金管があったほうがいいな(笑)と。
ニールセンは、6番の終楽章の変奏曲が面白かったです。結局、これをやりたかったんじゃないかなあ?音楽が錯綜してくる所で、ピアノが入ってきて、そのままワルツを弾き出すところが「肩すかし」で面白いという・・・。ただ、この感覚、もとネタが分かってないと厳しいかも?
刺青入りニールセンがポスターになってましたが、そもそもニールセンって、あまりアーティストっぽくない風貌ですよね。アメリカ中西部のパブとかに行くと、誰もいない店内で、スポーツ中継とか見ていそうな親父さんの雰囲気。(←行ったことないので、単なるイメージです)とはいえ、変に深遠さを気取らない所がいいと思います。