なんかピンと来ないジークフリートの会話(第2幕第2場)

第2幕のちょっとだけ残していた「第2場」を訳したので、これで第2幕訳了です。
http://www31.atwiki.jp/oper/pages/200.html
このシーンは、ジークフリートとグートルーネの会話なのですが、セリフがフニャッとしている感じで、あまりピンとこない部分ですね。だから、残っていたということでもありますが・・・。
気になるのは、グートルーネが「お兄さんはどうなったの?」とグンターのことばかり気にしていることですね。このへんから、グンター・グートルーネ怪しい説が生まれるのでしょう。この前のウォーナー演出も、もともとそうだったはずで、私も最初見たとき、もっとそのイメージが強かった覚えがあるのですが、この前の演出ではそういう印象がほとんどありませんでした。

さて、全然関係ない話ですが、今夜はこれから(というか明日の午前2時30分)、デンマークラジオP2で、Athelas New Music Festival 2010という番組があります。
http://www.dr.dk/drnetradio/index.dr?evt=k&name=p2
これは、ニールセンフェスティバルの一環なんでしょうかね?「アテラス・シンフォニエッタコペンハーゲン」というオケなのですが「室内オケ」みたいな感じなんでしょうか?
曲目は・・・
リゲティ「小協奏曲」(ジョルジュ・リゲティハンガリーの現代音楽の作曲家。私は好きな作曲家です)
マーラーさすらう若人の歌」(シェーンベルク編曲とあるのですが、そういうものがあるとは初めて知りました。メゾソプラノはRandi Stene(ランディ・シュテーネ?)という方です。)
・ニールセン「交響曲第6番」(Hans Abrahamsenの編曲による、とあります)
曲目、あまりにも渋すぎですが、デンマークの人は大丈夫なんですかね???