ドヴォルザーク「我が母の教え給いし歌」

100年に1度の猛暑ということで、いつまで経っても気温が低くならない・・・。脳みそが溶けだしそうです。そもそも夏はきらいなのです。
さて、ドヴォルザークをアレンジしてみました。歌詞は「涙そうそう」みたいな感じになってしまいましたが(笑)。
チェコ語からの訳もYoutubeの解説に入れておきましたので、興味のある方はそちらもどうぞ。私はヤナーチェクが好きなので、チェコ語をちょっと独学したことがあります。その時購入した文法書と辞典が役に立ちました。全然関係ない東洋人にチェコ語を勉強する気にさせるのですから、音楽というのは、ほんとにすごいと思います。ちなみに、ドヴォルザークヤナーチェクは、かなり親しい関係です。歳はドヴォルザークがだいぶ上で、性格もかなり違うと思うのですが、仲は良かったようです。

編曲では、ピアノにストリングスをつけて、ちょっとウインドも入れてます。
Youtubeにのせると、ちょっと音割れするのが残念です。
この曲がほぼ完成したところで「音楽の友」9月号を読んだら、池辺さんのコーナーがこの曲について取り上げてて、びっくりしました。偶然なのですが、ちょうど感じていた疑問が、まさに指摘している部分だったので、とてもためになりました。かなり面白いハーモニーだと思っていたのですが、プロはこう解釈するんだなあと感心してしまいました。
それにしても「ドボぶし」は、なかなかいいですね。私は、この曲だと前奏から歌に入る直前が、まさにそれだと思います。こういう表情づけは、やりそうでなかなかやらないです。
恒例「お口なおし」。この曲は、さすがにいろいろあります。シュヴァルツコップあり、ネトレプコありで、どれもいいのですが、なんとフラグスタートがありました・・・。こりゃメロメロです。