シューベルト「糸を紡ぐグレートヒェン」

私のブログは、まじめな記事と、ナニコレ?な投稿作品が交錯するワケわからん内容ですが、またこんなものを投稿したので、一応貼ってみましょう。

・・・絵からして、こんな編曲に使わせてもらっていいのだろうか?と思いますが。
ただ歌詞については、わりと原文に忠実な訳で、悪いのは原作者。すなわち、かの文豪ゲーテ氏の『ファウスト第1部』です。
シューベルトって、この曲を17歳で作曲したらしいのですが、天才とはすごいものです。最後の盛り上がり方は、なんとなくワーグナー、というか後期ロマン派っぽい感じですね。シューベルトは、逆に大人になってからは、こういうことはしなくなったように思います。
これ、楽譜を見ると「作品番号2」とありますね。自信作だったのでしょう。
通常、ピアノの伴奏ですが、ストリングスアレンジしてみました。これシンセだからいいので、ほんものの弦楽器では、たぶん弾いててイヤになりますね・・・。
恒例の、お口直しの原語上演は、ルチア・ポップさんがいいですね。自然な感じでサラっとやりながらも、情感があって好きです。演奏時間が、私のより1分以上短いです。

ううむ。やはり実演がいいぞ(笑)。今回わりと素直な訳なので、日本語を聴いてから聴くと、ドイツ語があまり分からなくても意味がわかるメリットがあるかも知れませんね。そうであれば、いいのですが。