*[トリスタンとイゾルデ]ワーグナーのドイツ語

年末で忙しくしているうちに、新国立劇場の『トリスタン』が来週に迫ってきました。齢なのか1年が過ぎるのがどんどん早くなってきました。いかんですね。
さて最近モーツァルトばかり聴いていたのですが、考えるのは、やはりイタリア語も勉強したほうがいいな・・・と。どうも字幕に頼り切りだと何かを誤解しているような気がします。原語の意味が分かると、もっと楽しめるような気がしてきました。
そこでまた考えてみると、モーツァルトについて私がそう思うということは、同じことをワーグナーについて感じている人もいるかも知れません。ドイツ語を学んだ方はいっぱいいると思うのですが、実はワーグナーのドイツ語は「文語」なので、やけにわかりにくく感じるのではないかと思います。
ただいちど理解してしまうと、実はわかりやすい面も多々あるので、なんかもったいない気もしますね。
さて、今回の上演でのテオリンさんのイゾルデの聴きどころは「第1幕」だと思います。トリスタンを呼んだ後のシーンが個人的には一番期待しているところです(我ながらマニアックです・・・)