ジークフリート

ジークフリート第3幕の対訳完了

ジークフリートとヴォータンの掛け合いを訳して、ようやく第3幕の訳出完了です。 http://www31.atwiki.jp/oper/pages/194.html 『指輪』って訳していくと、いろんなことに気づきますね。「ワグネリアン」が発生するはずです。 面白いセリフを一つだけあげる…

眠られぬ夜のために・・・

猛暑でヘトヘトです。 暑い時には、風鈴をチリンと鳴らしたとの本居宣長(でしたっけ?)の古事にちなみ、以前作ってみたものをアップしてみました。 オルゴールバージョンなので、聴きやすいと思うのですが、何となく切ない感じもしますので、これで寝られ…

第3幕冒頭エルダのシーン

久しぶりに、ジークフリート第3幕に戻って、冒頭のエルダのシーンを訳しました。 http://www31.atwiki.jp/oper/pages/194.html ここの翻訳は、言葉の使い方が独特な感じで、なかなか難しいです。さあっと読めるのを、基本コンセプトにしているのですが、う…

ジークフリートひとり芝居(第3幕)

炎をかいくぐったジークフリートが、ブリュンヒルデを目覚めさせるまでの場面を訳しました。ここは、その後のシーンを訳した時から、ずっと訳そうと思ったのですが、なかなかできなかったのです。最初のセリフからして、どうしようかな?と。これでいいかど…

ジークフリート第3幕の翻訳について感じたこと

ちょっと備忘録的に。 「ジークフリート」第3幕の、Ewig war ich,ewig bin ich・・・以下なのですが、「私は永遠だった。今も永遠です」との訳があり、私は、「そりゃ誤訳でしょ。これは、そのあと、ewig in süß sehnender Wonneと続くから『ずっと甘い憧れの…

コペハンリング・ジークフリート

三連休で良かったです。コペンハーゲン・リングのジークフリートを堪能できました。正直言って私のような長年のファンは、演出に関してはハスに構えているところがあって、これも「ワルキューレ」までは「フムフム・・・」みたいな感じで見ているところが若干あ…