バイロイト・パルジファル追記

昨夜の「パルジファル」が、あまりにも気になります。ガッティの演奏は、否定的な意見が多いかと思いきや、例えば東条さんは、昨年の演奏をほめていました。これは意外。さらに気になってしまいました。(ただ、あくまで昨年の評)
もう一度録音を聴いてみると、この演奏は所々とてもいいサウンドを出しますから、それがいいということかも知れません。あと立ち止まらないで「流れる」ようにやっている所が特色か。
ただ、この曲は「間」が大切だと私は思うので、これが、私が決定的にダメな部分ですね。シルマーN響の録音を聴くと、サウンドは別に特筆すべきところはないけど、これぞ「パルジファル」という音楽づくりをしています。
まあ、いろんなことやってみるのもいいのかも知れません。単に、私が聴かなければ良いだけですね。