ブランゲーネの歌

猛暑の間、セコセコ作っていたのですが、タイムリーなのでアップしてみました。

もともと、オケだけで作ってみた作品なのですが、ボカロと合わせるのが、かなり苦心しました。
こんなことをやるのは、1億2千万人の国でも、私が最初で最後でしょう(笑)。
なんとなく聴き取れると思うのですが、歌詞が気になる場合は、Youtubeの解説欄をどうぞ。
それにしても、原曲の良さは、こんなもんじゃないですが・・・。
私の作品は、かなり声部を控え目にしています。かなりストイックな編曲をする代わりに、ハープを前面に出しているので、原曲の色合いと比べて、どんな感じでしょうか?
ところで、私がボカロ作品を作る一番の目的は「翻訳」だったりします。日本語で、それなりに聴かせるためには、どんな言葉にすればいいのかということなので、最初に作った歌詞は半分採用、半分ボツになるという感じで、この作業に時間がかかります。
この曲は、特に言葉が聞き取れなくてもいいのですが、日本語にしてみると、なかなか新鮮な気が・・・(しませんか?)
それにしても、この作品でとりわけ感じたのですが、Youtubeに載せる時に、相当音質が劣化しますね。かなりノイズができちゃいます。ちょっと残念ですね。

それでは、恒例の「お耳なおし」。

サラ・コノリーさんは、いい歌声ですね。
これは、ラトル=AOEもなかなか。昨夜聴いた演奏では、ここから、世界がガラッと変わる感じでした。作品の本質をついているのは間違いないです。
ちなみに、この曲、ヒストリカルでは、フルヴェン=フィルハーモニア管が何と言っても素晴らしいと思います。なんか、すごいオーラが・・・。