2010-03-06から1日間の記事一覧

黄昏第3幕(2)〜ジークフリートの最後の歌〜

続きです。さきほど「単語に過剰な意味を込めている」(でも悪い意味ではないですよ)と書いたので、実地検証してみます。http://www31.atwiki.jp/oper/pages/202.html「ジークフリートの最後の歌」のそのまた最後の4行ですが、 Ach! Dieses Auge, ewig nun …

黄昏第3幕(1)〜「聖なる花嫁!」そして「文学としての指輪」

最近、「ジークフリートの最後のアリア」(「聖なる花嫁よ!」から始まる「辞世のアリア」です)を、Youtubeやら自分のCDやらで繰り返し聴いていたら、ラッシュの電車の中でも頭から離れなくなり、どうしようもないので(笑)、今日訳し始めたら、その前の…

黄昏(4)〜ハーゲンの「美学」〜

やっと、ここまでたどりつきました。ハーゲンのことです。 私は、このキャラ大好きなのですが、これに共感できるということは果たして幸せなことなのでしょうか? ちなみに、世界文学で言うと、彼は「ハムレット」です。第2幕で、アルベリヒを夢に見る場面…

「黄昏」(3)〜ト書きと頭韻〜

「朝」から「晩」まで『黄昏』になってしまいました(笑)。とはいえ、雨の中でしたがスーパーに買い物に行き、「冬ももうすぐ終わりだなあ」と「牡蠣」を買ってきて「カキ鍋」をやってみました。値段のわりに良いカキで、とても美味しかったのですが、残り…