バイロイト「黄昏」2010ライブと「黄昏あらすじ」

昨夜はやはり第1幕でダウンし、あとは録音して聴きました。
ティーレマンは『黄昏』の安定感が抜群です。この人は、基本的にどの部分も手を抜かない人なので、この曲に一番合っているような気がします。
歌手は、ブリュンヒルデのリンダ・ワトソンは毎年の登場ですし、安定感があります。個人的には、そんなにですが、悪くはないかなと。ジークフリートのライアンは、どうもなあ・・・という感じ。なんか素朴じゃないので、やはり好みではないです。特に「聖なる花嫁よ」の部分が聴けなかったのが残念です。
ハーゲン、グンターも、そんなにピンとこなかったです。ハーゲンはそんな悪くない感じがしましたが。良かったのは、ノルンとラインの乙女のアンサンブルと、ヴァルトラウテのクリスタ・マイヤーさんかな。これは、ティーレマンの指揮がいいのかも知れません。
歌手がイマイチだが、指揮者がいいという「ティーレマン・リング」も、今年で終わりなんですかね・・・。

さて、「オペラ対訳プロジェクト」に、「黄昏」の「あらすじ」を載せてみました。
http://www31.atwiki.jp/oper/pages/757.html
あるいは、なくもがなかも知れませんが、初めて見る方の参考までにと・・・。