ワーグナー生誕200年記念対談(3)〜ブリュンヒルデの目覚め

トマス)ちょっと間が空いてしまいましたが、この間、トーマス・マン魔の山』の一部を翻訳していました。もう少ししたら、アップできると思います。やはり、「ドイツロマン主義」というものがなんであるかということを、これ以上に示している文章はないと思うので、今回の『ロマン主義的世界観』の締めくくりとして、どうしても必要かと・・・。
ヨハン)今日は『ジークフリート』からの抜粋ですね。ブリュンヒルデは、「萌えキャラ」ですかね。
アンナ)この「眠り姫が王子様に目覚めのキスを受ける」というのは、いくつになっても胸がときめくものがあるんですよ。困ったものです(苦笑)
トマス)その部分を、オペ対の「アリアにジャンプ」でリンクしてもらいました。
http://www31.atwiki.jp/oper/pages/195.html#Sonne
私の好きなアストリッド・ヴァルナイの歌唱です。音質は良くないですが、聴けないほどではないと思います。やはり、ハンス・クナッパーツブッシュの指揮だからでしょう。
http://www.youtube.com/watch?v=ZZKw9Br5opc
ヨハン)一つ一つのフレーズがにおい立ってくるような・・・。「ジークフリート牧歌」のメロディーでもあるブリュンヒルデ「アリア」もいいですよね。
http://www31.atwiki.jp/oper/pages/195.html#Ewig
トマス)これは、さすがに、色々な動画がありますね。
アイリーン・ファレル http://www.youtube.com/watch?v=XHMyg0vimZw
マルタ・メードル http://www.youtube.com/watch?v=w1aGew1efdE
ギネス・ジョーンズ http://www.youtube.com/watch?v=672AcGAGlok

トマス)やはりすごいのは、さっきのヴァルナイ=ヴィントガッセン=クナの動画!18分25秒〜の、この迫力を聴くと・・・。
ヨハン)たしかに、すごいですね・・・。