ブラームスには秋風が良く似合う(?)

今さら語るまでもない名盤だろうと思うのですが、私は恥ずかしながら初めて聴きました。バックハウスもですが、ウィーンフィルもすごい・・・。このCDは音がとてもいいと思います。ブラームスは43年前の演奏なのですが、全然そんなふうに思えません。(モーツァルトは55年前なので、さすがに修復感がありありですが、それでもすごくいいと思います。)

ブラームス:ピアノ協奏曲第2番、モーツァルト:第27番

ブラームス:ピアノ協奏曲第2番、モーツァルト:第27番

ブラームスって秋に聴くとぴったりくる音楽のような気がします。もっとも、このピアノ協奏曲の2番は、彼の大作の中で一番華やかな雰囲気があります。それでも、リリカル、エンタメ、最後はノスタルジー・・・という感じでしょうか。とりわけ、ホルンの音に独特の哀愁を感じずにはおれません。
9月28日に、ケント=ナガノとバイエルンのオケが4番をやるので聴きに行きたかったのですが、この日はほぼ確実に不可能ですね。平日ですからどうしようもありません。R・シュトラウスの「四つの最後の歌」もあるので惜しいです。