ブラームス室内楽にひたる秋

少し前から、よく聞いているCD。

ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集(全曲)

ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集(全曲)

そんなにいろいろな演奏を聴いていないのですが、この盤は私にぴたっときます。チョン・キョン・ファの演奏はいわゆる「恨(ハン)」という感じか?(よくわからないですが・・・)なんか思いっきりブラームスにあってる感じがします。
この弦楽六重奏曲はお手頃価格だったので最近買ってみた(笑)のですが、これもいいですね。
ブラームス:弦楽六重奏曲第1番・第2番

ブラームス:弦楽六重奏曲第1番・第2番

ワーグナーは「ブラームス室内楽作曲家だ(にすぎない)」と言っていたかと思うのですが、これは非常に正鵠をついている言葉で、本人はけなしているつもりかもしれませんが、後世の鑑賞に耐える室内楽を作るというのは、アピール手段が少ないだけにむしろ大変なことではないかという気がします。
ブラームスはいろいろな楽器の取り合わせで室内楽を作っていますが、つまらない曲は一切ないように思えます。これはすごいことだと思います。