第2幕。アラベラとマンドリカ
今日は、第2幕のアラベラとマンドリカの場面をアップしました。(↓)
http://www31.atwiki.jp/oper/pages/618.html
例によって、このシャトレ座の動画と合わせて見ていました。
http://www.youtube.com/watch?v=OpYuL6Rh6rY&NR=1
(上の動画の続き)
http://www.youtube.com/watch?v=CDasBhl2MPs&feature=related
マンドリカは、これぐらい強引な感じがあったほうがいいですね。この演出は、キャラの心理を良く考えていると思います。
マンドリカがアラベラに呼びかけるセリフは、初めはSie(あなた)なのですが、途中からduになるので、ここは訳し分けました。あと、第3幕フィナーレで出て来る「井戸の水を汲んで来る」というモティーフは、ここですでに現れているのですね。ちゃんと伏線をはっているわけですね。
ところで、これを聴いてからカイルベルトを聴くと、さすがに古風な感じがしますね。カイルベルト盤はもちろんいいのですが、シャトレ座=ドホナーニの演奏もけっこう好きになってきました。
それにしても、この会話の進行は、なかなかリアリティがあっていいです。いい台本というのは、こういうのを言うのかも知れません。2番目の動画の最後のほうは、歌姫(?)フィアカー・ミッリが出て来てヨーデルを歌い出します。この転換も見事で、飽きさせないですね。それにしても、この演出のミッリのコスチュームは奇抜だ。