2012-07-07から1日間の記事一覧

目覚めの瞬間〜アドルノ「ヴァーグナー試論」を読む(2)〜

アドルノ『ヴァーグナー試論』(高橋順一訳)へのコメントの続きです。この本ではヴァーグナーに対して「動機」「響き」「音色」「楽劇」などの章立てで厳しい指摘が続きます。その批判は、私としてはほぼ首肯できるものが多いですが、今から見ると時に行き…